『変貌する保険事業―インシュアテックと契約者利益』 |書籍紹介
■技術の発展と規制緩和は契約者利益にどう影響するのか?(担当編集者より)
ICT技術の発展は、保険契約者にとって利便性や選択性、加入可能性を高めましたが、不当な差別の助長、保険商品の過度な多様化などの問題も引き起こしています。また、同時に進んだ規制緩和の進展はデジタルプラットフォーマーとの競合や協調という課題をもたらし、従来のビジネスモデルからの変化が必要になるなど、保険業界に大きなインパクトを与え続けています。しかし、どのように業界が変化しようとも守られるべきは契約者の利益です。
本書は契約者利益への影響を中心に、保険技術革新、インシュアテックのこれまでの成果を理論と実態の両面から検証し、今後の保険規制の役割と契約者による自己責任のあり方を解説しています。
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