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税金って何だろう?|#ビジネスパーソンの教養

こんにちは! 中央経済社note編集部税法実務書担当です。
新社会人の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。まだ研修中の方もいれば、部署が決まりすでに配属になっている方もいらっしゃるでしょうか。
4月から働き始め、月末(会社によっては違うと思いますが)には、社会人としての初給料をもらうタイミングになりますね。うれしいですね。
でも、給料明細(給与明細)をみてびっくりする方がいるかもしれません(私はびっくりしました)。

税金って何だろう?

初給料をもらうタイミングで、給料明細を皆さんもらうと思いますが、明細に載っている「所得税」にびっくりするのではないでしょうか。
学生時代の「税金」といえば、国民の義務(正しくは「納税」)だとか、コンビニでパンなどの商品を買ったりする際に支払う「消費税」だとかが、言葉として一番なじみがあったのではないかなと思います。
もちろん、学生時代にアルバイトをしていれば、「所得税」を気にしたことがある方もいるかもしれません。でも、多くの方がはじめて「所得税」とちゃんと向き合うのは、新社会人になってからの給料でしょう。少なくとも私はそうでした。
これからは、毎月「所得税」とも付き合っていかなければなりません。

所得税だけ知っておけばよいの?

「税金」といっても、「所得税」「消費税」だけではなく、「法人税」「相続税」「贈与税」……色々あります。地方税で「住民税」なんていうのもあります。
給料から「所得税」が引かれたり、モノを買って「消費税」を支払ったり、仕事によっては「印紙税」を計算したり、会社の売上がいくらだと「法人税」はどのくらいかかるのか、など、色んなところで「税金」とかかわることが増えてきます。
「税金」について知らない、わからないでは、これから社会人として生活していくうえで困ってしまいます。

税金を紹介する本には何がある?

そこで、まずは「税金」について知ってみるのはどうでしょうか。
最近は「税金」に関する本が多く刊行されています。
比較的新しい本では、『高校生のための税金入門』(三省堂)、『これだけは知っておきたい「税金」のしくみとルール』(フォレスト出版)、桃太郎を題材にした『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか? 日本の昔話で身につく税の基本』(ダイヤモンド社)や『給与明細から読み解くお金のしくみ』(日東書院本社)という本まであります。

税金の「ルール」は何で決まっているの?

いやちょっと待ってください! ここまで、「税金」について勝手に書いてきましたが、そもそも税金はなぜ支払うのでしょうか。また、「消費税」や「所得税」は〇%支払わないといけない、などのルールは何で決まっているのでしょうか。
ルールを決めているのは、所得税「法」などの各法律です。
「税金」の内容を知ることはもちろん重要ですが、ルールを決めている法律も知っておくと、かっこよくないですか(かなり強引)。

税金のルールである「租税法」を知ろう!

そこで紹介したいのが、『超入門 コンパクト租税法』です(ここからが本題です!)。

この本は、「税金」のルール(=租税法(税法))をはじめて学ぶ方に向けてつくられた本です。税金のルールが書かれている本は他にもありますが、租税法自体が難解であるために、読むのを挫折してしまうことも多くあるようです。
担当編集者曰く、「読み切れる」ということを念頭に置きながらつくられた本が『超入門 コンパクト租税法』です。
著者の木山先生は大学の先生です。大学の講義の参考書にも使われており、読みやすいことは間違いありません。

社会人の嗜みとして「租税法」を学んでみるのはいかがでしょうか。

ご紹介した書籍へのリンクはこちら。
高校生のための税金入門』(三省堂)
これだけは知っておきたい「税金」のしくみとルール』(フォレスト出版)
桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか? 日本の昔話で身につく税の基本』(ダイヤモンド社)
給与明細から読み解くお金のしくみ』(日東書院本社)

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