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『スキル・マトリックスの作成・開示実務』 |書籍紹介

こんにちは。中央経済社note編集部電子担当です。本記事では総会招集通知に関わってくるスキル・マトリックスの実務を解説した一冊をご紹介します。

■例示でわかりやすく解説!(担当編集者より)

スキル・マトリックスとは、取締役会の機能向上のため、取締役がどのスキルを有しているかを「星取表」の形で可視化するものです。2021年のコーポレートガバナンス・コード改訂により作成・開示が要請され、TOPIX100企業では8割以上の企業が12月のコーポレートガバナンス報告書において開示をいたしました。一方で、作成・開示について具体的な基準は示されていない中で、東証の上場区分変更への対応の中で暫定的に対応をしたという背景もあり、多くの企業が、開示も含めた内容のブラッシュアップを行う一方で、ガバナンス強化に資する活用方法を検討を行っている状況です
本書では、スキル・マトリックスについて、開示対象者からスキル項目、スキル要件、評価、開示、そして活用まで例示を多く用いてわかりやすく解説しています。先行事例の開示分析を盛り込むと共に、初年度・2年目以降のタスク一覧も付しています。

■"各企業での作成と開示のための優れた実務書"(書評)

本書は、『旬刊経理情報』2022年3月1日号の書評欄(「inほんmation」・評者:門多 丈 氏)にて書評が掲載されています。

本書はスキル・マトリックスについての中身の濃い解説書であり、各企業での作成と開示のための優れた実務書である。米英企業の豊富な開示事例を詳細に分析し、取締役会のスキル・マトリックスの意義を確認する。取締役会のもとにある各種委員会のスキル・マトリックスについても、先行する米英企業のスキル構成の分析も将来に向けて参考になる。日本企業の先行事例53件すべてについては、一覧表で紹介し、開示の現状を俯瞰できるようにもなっている。

『旬刊経理情報』2022年3月1日号書評欄(評者:門多 丈 氏)。全文はこちら

本書の立ち読みはこちらからどうぞ。

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