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税金について学ぶ|【連載】アルバイトから学ぶ仕事入門 第4回

こんにちは。中央経済社note編集部です。学生のみなさんがキャリアパスを描くときにきっと役立つ書籍『アルバイトから学ぶ仕事入門 第2版』。執筆代表の佐野薫先生によるnote連載です。第3回はこちら

前回は『アルバイトから学ぶ仕事入門 第2版』の4章~5章を紹介しました。今回は、6章~7章を紹介します。本書は大きく5部に分類していて、6章~7章は第Ⅱ部に該当します。

アルバイトに関わる税金の知識

6章~7章では、

  1. アルバイトでもらった賃金にはどれぐらいの税金がかかるのか?

  2. アルバイトをする場合「103万円以内に収めなさい」という話を聞くが、どうしてなのか?

を取り扱っています。やはり、もらった賃金からどれぐらい税金が引かれるのか、気になる人も多いのではないでしょうか?

さて6章~7章では、多くのキーワードが出てきます。例えば6章では「年末調整」というキーワードが出てきます。「年末調整」は、1年間の収入から所得を計算し税額を確定させるために行われることです。下図のイラストは年末調整のイメージです。

年末調整

他にも6章では「納税義務者」「担税者」「源泉徴収票」「確定申告」など税金の用語を取り扱っています。

また7章では、所得税の計算方法を取り扱っています。
所得税の計算方法を知っておくと、副業を実施したときの税金の計算や、ふるさと納税を実施すると具体的にどの程度メリットが受けられるのか、といった点も理解しやすくなるはずです。

詳しくは、本書の6章~7章をご覧ください。

【講義動画】

今回取り上げた範囲をまとめた動画を公開しています。本書の6章~7章を読んだ後に、確認してみると更に理解が深まると思います。

税金について学ぶ①

税金について学ぶ②

6章~7章は、はじめての用語・同じような用語がたくさんでてくることから、難しいと感じるかもしれません。それは、これまで税金について学ぶことも、またその必要性もなかったからではないでしょうか。
しかし、皆さんがこれから充実した社会生活を送るためには、税金の知識は絶対に必要だと思います。これを機会に皆さんが税の知識を増やしてほしいと願います。

今回はここまでです。では、次回のnoteもよろしくお願いいたします。


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中央経済社 『アルバイトから学ぶ仕事入門』担当 宛
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著者略歴

佐野 薫(さの・かおる)
大阪学院大学経済学部准教授
研究活動の傍ら、就職活動で苦労した一人として「大学生が大学でどんなことを学んで欲しいか」を考えています。そして私の伝えることが「数ある選択肢のひとつとして、役立ってほしい」と思いながら、大学で教壇に立っています。

バックナンバー

第1回 論理と実践で働き方を学ぶ
第2回 コンビニのアルバイトから学ぶ
第3回 アルバイトから見る働き方・賃金決定の仕組み