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やる気がでる勉強法の「名言」(その2)|#編集者がやってみた〈資格試験/モチベ編〉

社会人奮起せよ!?やる気がでる「名言」まとめてみた

これまで編集してきた勉強本を走馬灯のように振り返りながら、社会人が資格試験で自らを奮い立たせるために使えそうな「名言」をまとめてみました。編集子自身も、宅建受験の際には、折に触れこれら「名言」を思い返してモチベーションを維持していました(宅建合格体験記はこちらから!)。
やる気がない時に、気休めとしてお読みいただけますと幸いです。

ちなみに、ピックアップした著者の言葉や勉強法は、編集子の独断と偏見で切り取ったものです。著者の意図と異なる部分があるかもしれません。興味を持たれた方は、ぜひ、書籍をお読みいただけますと幸いです。

名言01〜07は(その1)からご覧ください。

08 試験に合格するかどうかは勉強方法次第。勉強方法を変えれば人生が変わる。

平木太生 著『予備試験・司法試験この勉強法がすごい!』
公認会計士試験と弁護士試験に合格した平木太生氏(jiji)の言葉です。元々は、真面目に勉強しても効果が出なかったのが、勉強方法を変えたことで人生が変わった…という文脈です。
ちなみに、この平木氏の「短答オレンジペン加工法」は、宅建試験等の選択式試験に効果抜群です。オレンジのフリクションで、問題文に〇×やその理由を書きこんで、赤下敷きで消して勉強するものです。これは使えますよ!


09 資格で人生は変わる。だから、資格で人生を変えましょう!

YU ME NO U E著『社労士試験この勉強法がすごい!』
無資格者と有資格者の話では聞き手も態度が違う。世の中、意外とシンプルなので資格取っちゃいましょう!という文脈です。
「資格なんて取っても同じだよ」「○○なんて食えないよ」とネガティブなことを言う人に限って、資格持っていなかったりしますよね。資格保有者は「資格で人生は変わる」と言っていますよ!
ちなみに、YUME氏推奨の「ふせんはがし大会」は、本試験の2~3週間前にやり残しの印であるふせんを目印に復習するというものですが、「ふせんはがし大会をする!」という響きだけで何だか楽しくなります。自分でモチベーションを高めるための工夫が重要ですね。


10 スキマ時間の積み重ねで差がつく

洞口智行 著『中小企業診断士試験ほらっちの独学合格ナビ』
社会人の勉強は、スキマ時間を活用することが大事で、その積み重ねで差がつくということです。
著者が推奨するのが「夜うち朝駆け勉強法」。夜眠る直前と、早朝の起き抜けに、120%集中力を発揮して取り組む暗記法です。

就寝前に一気に暗記事項をおさらいすると、脳が睡眠中に前日夜の記憶をある程度整理してくれるため、翌朝の「ドワーッと通読」暗記が一層効果的に作用するようです。

洞口智行 著『中小企業診断士試験ほらっちの独学合格ナビ』46頁。

これなら、時間がない方でもやりやすいですね。試してみてはいかがでしょうか。


11 教材の浮気はダメ、ゼッタイ。

福島崇弘 著『司法書士試験社会人の時短合格術50』
最初にしっかりと「やりきる教材」を決めた実行すべきで、直前期に手を広げてはいけないという文脈です。たしかに、不安になると、新しい教材に手を出したくなりますが、どんな教材も最低3回転すべきだと福島崇弘先生は述べています。

予備校の講義を受講しても「何となくわかった気がする」程度で、講義がどんなに素晴らしくてもそれだけで定着する受験生はいません。知識はふんわりとしか頭に入りません。

福島崇弘 著『司法書士試験社会人の時短合格術50』10頁。

身に覚えがありますね…。勉強計画が大事、ということなのですが、ついつい縛られるのが嫌で計画を立てないで進めがちです。


12 つまらないという意識を棄てる

石橋侑大 著『司法試験・予備試験Q&A50論文答案ってどう書くの?』
「つまらないと思っていると、人間眠くなります。」「マイナスの感情を持つと、人間は記憶もしづらくなるそうです。」「おもしろい!と自分の脳をうまくコントロールすることが必要です。」
これぞ、元ギャル男司法試験講師石橋侑大氏の「ギャル男魂!」です。ガングロギャルとかギャル男が流行した世代ですが、今思えば、あの見た目をキープするのはメンタル的にも金銭的にも肉体的にも大変だったんじゃないかと。
資格試験においても、「つまらない」と思ったら負け、なわけです。テンション上げてまいりましょう!


13 「来年でいいや」と思ってはいけない

横溝慎一郎 著『行政書士シンプルで最強な合格戦略』
試験50日前くらいになると、「来年でいいや」と弱気になる人が出てくるという指摘です。横溝慎一郎先生は「心は折れてもいい」けれども、また立ち上がって「今年絶対合格する」と受験まで突っ走るように述べています。
毎年そういう受験生を復活させて、多く合格させているカリスマ講師の説得力ある言葉です。正直私も、カウントダウンが始まると、メンタルが折れがち。
ちなみに、横溝先生が推奨するのが「目次学習」。目次を見ながら、その内容を自分の言葉で説明するという学習方法です。「どこがわかっていないか」がはっきりするので、「学習ステージが1段階上がる」そうです。ぜひお試しを!


14 人生で努力が報われる幸せ

岡憲彦 著『行政書士試験社会人が合格するための計画・継続・記憶ノウハウ』
試験は自分の努力だけで目標達成が可能なだけ楽だし、苦痛たっぷりの「記憶」の過程が報われる経験は、何事にも代えがたい喜びがある、というお話です。
たしかに、努力した本やいい本が必ず売れるとは限りませんから、共感です。
岡先生は、スイーツ好きなのですが、社会人の勉強は「ミルフィーユ」のように薄い層を重ねていくもの、と仰っています。なるほど!


15 家族は人質と考える。家族時間の犠牲を絶対無駄にしない!活かす!

中央経済社編『司法試験・予備試験社会人合格者のリアル』
社会人合格者のリアルは5人の司法試験・予備試験に立ち向かう「まさに勇者」の話です。その中の1人、川瀬麻衣子氏の言葉です。
社会人が資格の勉強をすると、どうしても家族との時間を犠牲にせざるをえないことがあると思います。本来、家族と過ごせるはずだった時間を、絶対に無駄にしないという決意です。
一方で、川瀬氏は、子どもに勉強する背中を見せられるというメリットも挙げています。でもやっぱり、合格していい姿を見せたいものですね…。


モチベーション高く資格取得へ進もう!

2回にわたって15の名言をご紹介しました。
いつでも始められるし、いつでも諦められる、資格取得に向けた勉強はあくまで自分次第ですね。楽しく、モチベーション高く!皆さんが学習を進められるように応援しています。

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