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【会計】改正リース会計基準公開草案、4月下旬公表議決へ—ASBJ、リース会計専門委

去る4月10日、企業会計基準委員会は第131回リース会計専門委員会を開催した。
主な審議事項は次のとおり。また、本テーマについては、4月11日開催の第499回親委員会でも審議された。

■コメント募集期間の検討

仮に4月末に公開草案を公表した場合、原則のコメント募集期間の2カ月とすると、多くの企業の決算業務の繁忙期に重なるため、コメント募集に必要な期間を十分に確保する観点から、コメント募集期間を3カ月とすることが提案された。この場合、7月末までとなる。
専門委員からは、特段の異論は聞かれなかった。
また、第499回親委員会でも、委員から反対意見は聞かれず、「関係者の裾野が広い改正であるので、活発な周知活動を」との意見が聞かれた。

■リース会計基準等の文案検討

改正リース会計基準、適用指針および関連して修正される基準等の文案が示された。
会計基準文案で、残価保証に関する簡便的な取扱いを設けずに、議論の内容を結論の背景に記載するとする修正案が示された。
専門委員から、「借手が支払見込額を見積ることが本当にできるのか。貸手側からも情報提供はされないのでは」との意見が聞かれた。

■今後の審議予定

第499回親委員会において、必要な文案修正を行ったうえで、次回親委員会(4月26日開催予定)で公表議決する方向性が示され、委員から異論は聞かれなかった。


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