いよいよインボイス制度スタート! 『税務弘報』に実務書を一挙紹介‼
いよいよ令和5年10月1日から始まったインボイス制度(適格請求書等保存方式)。『税務弘報』では,これまで実務に役立つ企画を多々打ち出してきました。バックナンバーといえども、これらは「今」読んでも役に立つものばかり。
本欄では,そんな企画を改めてご紹介します。用途に応じてチェックしてみてください。
(各企画は掲載当時の情報を基に執筆されています。現在は取扱いが異なる場合がございますので、ご了承ください。最新情報は財務省,国税庁などの発信内容をご確認ください。)
まずは税務弘報から
2023年11月号【座談会】
消費税インボイスのスタートチェック
インボイス制度がスタートの直前収録。今後どんな状況になるかということはまだわからないわけですが、この座談会では,現時点で先生方が気になっている論点について、可能な限りお話をしていただきました。
Ⅰ 登録の状況
Ⅱ 8割・5割の経過措置
Ⅲ 登録の経過措置
Ⅳ インボイスのフォーマット
Ⅴ 不動産賃貸業者の対応
Ⅵ 税理士業務のインボイス対応
Ⅶ 明細書等の様式変更
Ⅷ 「インボイス制度において事業者が注意すべき事例集」
Ⅸ 「お問合せの多いご質問」の新問
〈掲載号のご案内〉
『税務弘報』2023年11月号
発行日:2023/10/05
2023年10月号【特集】
スタートダッシュを決める インボイス直前対策
いよいよ目前に迫るインボイス制度。直前期にチェックしておくべき、そして制度開始からすぐに影響のある論点を選りすぐりました。経過措置期間中の会計処理はどうするか? 制度開始を挟んで注意すべき取引は? 新規登録や登録取消しをしたいときは? さらに,デジタルインボイスの導入など注目すべき論点も幅広くカバーします。スタートダッシュでつまずくことのないようにぜひご確認ください。
2023年10月号【T.REVIEW】
2023年10月号【特別対談】
インボイス制度導入前夜に語り尽くす 令和の消費税が目指すべき理想像
消費税の導入から30年余りが経ちました。インボイス制度の開始を控え,改めて消費税に注目が集まっています。このタイミングで,インボイス制度に留まらず,消費税に関するさまざまな現状や課題、将来の展望などについて思う存分語り尽くしていただきます。
インボイスの意義と登録
■日本のインボイス導入のきっかけ
■複数税率にインボイスは必要か
■BtoB,BtoC,転嫁
■適正な転嫁の保障
■免税事業者と課税転換
■2つの経過措置は方向性が逆?
■今まで誰が得をしていたか
消費税と価格
■価格とは何か
■価格の一本化
■マージンをいかに最大化するか
消費税と政策
■痛税感
■所得に応じた制度にできるのか
■ユニバーサル定額給付
消費税のシンプル回帰
■免税点制度の廃止の是非
■2027年問題
軽減税率
■軽減税率を……
■VRRの試算
■政治的な問題も
■消費税と所得税
■異次元の少子化対策の財源は?
〈掲載号のご案内〉
『税務弘報』2023年10月号
発行日:2023/09/05
2023年8月号【特別企画】
令和5年4月改訂Q&A対応版! 【勘定科目別】インボイス適用の留意事項
インボイスを制度適用のための留意事項を「勘定科目別」に表覧形式でまとめています。当初5月号に掲載された内容を4月に改訂された「Q&A」を踏まえてアップデートしたものです。
掲載号が在庫僅少となっていますが、現在、単行本化の進行中と担当者が内緒で教えてくれました。
単行本化の詳細がわかりましたら、担当者からこの note で真っ先にアップするようお願いしておりますので、noteをチェックしてみてください。
〈掲載号のご案内〉
『税務弘報』2023年8月号
発行日:2023/09/05
2023年7月号【緊急対談】
徹底検証 令和4年11月改訂+令和5年4月改訂 消費税のインボイスQ&A
令和4年11月の改訂により、改訂された問と追加された問をまず確認し、その次のブロックとして、令和5年4月の改訂によって、改訂された問と追加された問についてお話いただきます。特に、令和5年4月に追加された問については、令和5年度改正が大きく関係しているため、その改正の趣旨も含めて、中身を検証していただきます。
(本稿を盛り込んだ書籍『逐条放談 消費税のインボイスQ&A〈決定版〉』もご覧ください)
第一 令和4年 11 月改訂
Ⅰ 改訂された問
Ⅱ 追加された問
第二 令和5年4月改訂
Ⅰ 改訂された問
Ⅱ 追加された問
〈掲載号のご案内〉
『税務弘報』2023年7月号
発行日:2023/06/05
2023年6月号【特集】
消費税インボイスの登録しますか? しませんか? 業種別にみた適格請求書発行事業者の選択ポイント
2023年6月号【座談会】
インボイス登録の現場で何が起こっているか? 2割特例とフリーランス・接待業などの個別具体的な対応
消費税インボイス制度開始まで半年と迫ってきて、さて、免税事業者の方々は、インボイス登録をしたほうがいいのか、しないほうがいいのか、現時点でのさまざまな状況を踏まえて、論じていただきました。
お気づきの読者も多いかと存じますが、同じメンバーで昨年の11月1日に行った座談会「登録するの? インボイス そこまでやるの? デンチョウホー」(本誌2023年1月号)のインボイス部分の続編とお考えいただいても結構ですし、本号特集とのコラボレーションとお考えいただいても結構かと存じます。
いずれにしましても、インボイスを登録するかしないかを迷われている免税事業者にとっての選択の一助となれば、また、そうした免税事業者から相談を受けていらっしゃる税理士の方々の判断の一助となれば幸いです。
2割特例大作戦?
免税か取引先に確認はしない?
利益相反じゃないけど
キーワードは社会保険?
やりすぎだった?電帳法
市販の領収書?自前?
副業はどうする?
Q&Aの拘束力って?
インボイス制度の延期説
2割特例を適用するためには?
注目の接待業の論点は?
コミュ力がモノ言う
税理士も変わる?
簡易課税が最強説はホント?
課税事業者でも登録しない?
すでに今年から確定申告難民?
〈掲載号のご案内〉
『税務弘報』2023年6月号
発行日:2023/05/02
編集部コメント
いよいよインボイス制度が始まりました。本欄でご紹介したように、弊誌では数々の企画を打ち出し、読者の皆様の実務対応をフォローできるよう努めてまいりました。
共通して言えるのが「現場目線」であること。制度解説に留まらないからこそ、かゆいところに手が届くトピックも多くあり、発行から時間が経った今でもお役に立てる内容がてんこ盛りです。
ぜひご覧ください。
〈『税務弘報』のご案内〉
月刊誌『税務弘報』では,最新の税務問題をいち早く解説し,周辺知識を取り込んだ幅広い構成で解説しています。
バックナンバー・定期購読もご用意。ぜひご活用ください!
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次は関連書籍を紹介します
ココには、今年の4月以降刊行されたインボイスに関係あると思われる書籍を紹介させていただきました。森信茂樹著『日本の消費税』は昨年の11月に刊行されていますが、例外として紹介させていただきました。インボイスが導入されるまでの間、消費税が紆余曲折を経てきたか、消費税を語る際には欠かせない、まさに重要資料です。
『消費税法規通達集〈令和5年8月10日現在〉』
日本税理士会連合会/中央経済社 編
定価:4,290円(税込)
発行日:2023/09/14
A5判 / 1120頁
ISBN:978-4-502-46621-2
インボイス、軽減税率、総額表示の個別通達やQ&Aを踏まえた消費税法基本通達の一部改正を緊急収録し、2割特例、少額特例等の負担軽減措置を盛り込んだ5年度改正をフォロー。
『逐条放談 消費税のインボイスQ&A〈決定版〉』
熊王征秀/渡辺 章 著
定価:3,740円(税込)
発行日:2023/08/31
A5判 / 416頁
ISBN:
10月開始のインボイス制度について、令和5年4月改訂の最新版国税庁Q&Aを逐条で詳解。メリハリをつけながら見えない実務を読みとく。インボイス実務に困ったらこの1冊。
『消費税法講義録〈第4版〉』
熊王征秀 著
定価:8,140円(税込)
発行日:2023/07/27
A5判 / 792頁
ISBN:978-4-502-46631-1
実務の世界で圧倒的な支持を受ける著者による,全職業会計人必携の消費税バイブル第4版。令和5年度改正を反映し,更なる充実を図った1冊をインボイス時代の座右の書に。
『日本の消費税――社会保障・税一体改革の経緯と重要資料』
森信茂樹 著
定価:15,400円(税込)
発行日:2022/11/04
A5判 / 1304頁
ISBN:978-4-502-44171-4
小泉内閣で始まった社会保障・税一体改革が、政権交代や三党合意、2度の延期を経て消費税率10%、軽減税率の導入に至った詳細な経緯を重要資料と共に後世に残す書。
『これだけは押さえておきたいインボイスと電帳法のルール』
辻・本郷 税理士法人編 辻・本郷 ITコンサルティング株式会社編
猪野 茂著 菊池典明著
定価:2,750円(税込)
発行日:2023/10/2
A5/212頁
ISBN:978-4-502-47771-3
いまさら聞けないインボイス・電子帳簿保存法のキホンから制度開始に向けた体制準備に役立つ実務対応まで。
検討・対応が不十分でないか、対応漏れがないかのチェックリスト付き。
『不動産事業者の消費税インボイス登録する?しない?』
佐々木重徳著
定価:2,200円(税込)
発行日:2023/5/2
A5/212頁
ISBN:978-4-502-46231-3
不動産事業者は、免税事業者との取引が多く、給与所得者の副業のケースも多い。インボイス登録を迷う最たる業種の判断基準を2割特例もふまえ、様々な事例を掲げて導く。
『消費税インボイスの実務対応ガイドブック』
税理士法人山田&パートナーズ編
定価:3,300円(税込)
発行日:2023/9/4
A5/260頁
ISBN:978-4-502-46851-3
登録手続、請求書の記載方法、取引先との交渉・契約の見直し、経理実務への影響、登録の変更・取りやめ、税負担・事務負担の軽減措置、相続、M&Aでの留意点など、制度導入に伴い直面する様々な疑問への対応を事業者の立場に応じて解説! チェックリスト付